このお話は、以前書いたコードネームPのセカンドシーズンです。
まだ、お読みになってない方はここからどうぞw
1
白い粉はフワッと舞い、風に吹かれていった。足を踏み入れた、その人物は
容姿から女性のようである。
その女性の左側に小柄な女性、右側には男性が同じ黒い装備に身を包み立っている。呼吸音だけが聞こえていた。
男は何かの計器を操作して「化学兵器の使用痕跡は無し」と中央の女性を見た。
小柄な女性の方は、その場にしゃがみ白い粉を手にすくった。
「何かしら?これ」と首を傾げる。
「P、迂闊に触らない!」男は小柄な女性に注意する。
「N調べて!」Pは男の方に顔を向けた。
Nはコードネーム、名は「ニコラッテイ」という。
Nは背中に背負った大きなバックから、先程とは違う計器を取り出し、そこにしゃがみ込み操作した。
「K・・・これは人の骨だ!」背の高い女性を見上げた。
「骨の粉??・・・・・P、N警戒して!」Kは緊迫した声を発する。
3人は、それぞれの背中を仲間にあずけ、3方向を伺った。
2
その時、吹いていた風が急に強まり、1枚の紙切れが飛んできて、Kの足に
まとわり付いた。Kは警戒したまま、しゃがんで、紙切れを手に取り見た。
「何が起こってるのかしら?有名なハッカーだわ」その紙切れをPに渡した。
Pは「この書き方ってユーモアあるね、笑える」と言い、Nに回わす。
その紙切れには「WANTEd”dd”」と書かれていた。
懸賞金は1000万$。
「この奇怪な現象と「ddd」が関係しているのかしら?」Kは冷静に話す。
「1000万$頂きー」Pは陽気な声を出した。
Nは「のん気だね」とPの頭をポンポンと軽く叩いた。
この3人は、ある組織のエージェントである。
3
一方、調査隊と連絡が取れなくなったことで、Z大佐が部下達を引き連れて現地へ飛んだ。
ノスタ北東地。そこに駆けつけて来る数台のベージュ迷彩の車両。
車両よりバタバタと人が降り、付近を見回した。
そこに赤いマントの男の姿は無く、代わりに10数名の調査隊員が倒れていた。白い粉を広範囲に赤く染めて・・・・・。
「Z大佐これは、いったい何が?」側近の男は、茫然と立ち尽くしていた。
「至急、本部に連絡する用意を!」Z大佐は側近の男に指示をしする。
そのZ大佐でさえも、目の前の光景に困惑していた。
「十数名が全滅だと・・?」青い顔の男は連絡を受け、考える。
赤いマントの男は、dddなのか?
その時、入口扉が開き、男が息を切らして駆け寄って来た。
「再び、dddによってハッキングされました。場所はアジア方面の模様です」
「dddは生きている・・。赤いマントの男は誰なんだ?」青い顔の男は足早に部屋を出て行った。
<この物語に出てくる人物名・設定は架空のものですので、あしからず>
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白い粉はフワッと舞い、風に吹かれていった。足を踏み入れた、その人物は
容姿から女性のようである。
その女性の左側に小柄な女性、右側には男性が同じ黒い装備に身を包み立っている。呼吸音だけが聞こえていた。
男は何かの計器を操作して「化学兵器の使用痕跡は無し」と中央の女性を見た。
小柄な女性の方は、その場にしゃがみ白い粉を手にすくった。
「何かしら?これ」と首を傾げる。
「P、迂闊に触らない!」男は小柄な女性に注意する。
「N調べて!」Pは男の方に顔を向けた。
Nはコードネーム、名は「ニコラッテイ」という。
Nは背中に背負った大きなバックから、先程とは違う計器を取り出し、そこにしゃがみ込み操作した。
「K・・・これは人の骨だ!」背の高い女性を見上げた。
「骨の粉??・・・・・P、N警戒して!」Kは緊迫した声を発する。
3人は、それぞれの背中を仲間にあずけ、3方向を伺った。
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その時、吹いていた風が急に強まり、1枚の紙切れが飛んできて、Kの足に
まとわり付いた。Kは警戒したまま、しゃがんで、紙切れを手に取り見た。
「何が起こってるのかしら?有名なハッカーだわ」その紙切れをPに渡した。
Pは「この書き方ってユーモアあるね、笑える」と言い、Nに回わす。
その紙切れには「WANTEd”dd”」と書かれていた。
懸賞金は1000万$。
「この奇怪な現象と「ddd」が関係しているのかしら?」Kは冷静に話す。
「1000万$頂きー」Pは陽気な声を出した。
Nは「のん気だね」とPの頭をポンポンと軽く叩いた。
この3人は、ある組織のエージェントである。
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一方、調査隊と連絡が取れなくなったことで、Z大佐が部下達を引き連れて現地へ飛んだ。
ノスタ北東地。そこに駆けつけて来る数台のベージュ迷彩の車両。
車両よりバタバタと人が降り、付近を見回した。
そこに赤いマントの男の姿は無く、代わりに10数名の調査隊員が倒れていた。白い粉を広範囲に赤く染めて・・・・・。
「Z大佐これは、いったい何が?」側近の男は、茫然と立ち尽くしていた。
「至急、本部に連絡する用意を!」Z大佐は側近の男に指示をしする。
そのZ大佐でさえも、目の前の光景に困惑していた。
「十数名が全滅だと・・?」青い顔の男は連絡を受け、考える。
赤いマントの男は、dddなのか?
その時、入口扉が開き、男が息を切らして駆け寄って来た。
「再び、dddによってハッキングされました。場所はアジア方面の模様です」
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