みなさん、こんにちはw
このお話は、以前書いたコードネームPのサードシーズンです。
まだ、お読みになってない方はここからどうぞw
<この物語に出てくる人物名・設定は架空のものですので、あしからず>
1
Nは天窓から素早く室内に降りた。
その姿を見て驚く3人にNは人差し指を口元に当てて制した。
まずNは自身のことを名乗り、ここへ来た経緯を話した。
それを聞いた3人も、ここで起こっていることをNに話した。
3人の話す内容に驚愕するN。
にわかには信じ難いものであったが、彼らが嘘や冗談をいっていないことは確かなようであった。
Nは3人の顔を順に見て、「僕はこのことを仲間に伝えないといけない」
といい、「君達はどうする?」と続けた。
3人はNの問いかけに困惑の色を見せた。
恐ろしいプログラムを創り上げてしまったのだから、当然の反応だとNは思った。
しかしながら、猶予の時間はない。
「一緒に来い!」Nは決断をさせるべく、尖った声でいった。
その声に我に返ったように3人は、ほぼ同時にコクリと首を縦に折った。
2
Kとミサキの必死の呼びかけに意識を取り戻したP。
眉間に皺を寄せながら上体を起こし、Nが諜報活動をしている事を伝えた。
PとNが無事であることに安堵した時、不気味な笑い声が何処からともなく聞こえてきた。
黒いもやが再び現れ、ヴェオアエスが何事も無かったように復活した。
「どんな仕掛けかは知らないが、そう簡単にはいかないということか!」
Yはそういってヴェオアエスに再び襲いかかった。
「そういうことだ」
「何度でも切り刻んでやる」
Yの攻撃を巧みにかわしながらヴェオアエスはニヤリと笑った。
「もうお前と遊んでいる暇はない」
そう言うと同時にYの体が真っ白な彫像のように固まった。
ヴェオアエスは固まったYの額を人差し指で押した。
彫像はゆっくりと倒れ、粉々になり灰となった。
「楽しかったが、ここからはヴェオアエス同士の闘いになるのでな」
「そう、あなたを倒すのは私しかできない」憤怒の顔をしたKがいった。
そのKの顔を見て、「お前は誰だ?」とヴェオアエスは答えた。
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1
Nは天窓から素早く室内に降りた。
その姿を見て驚く3人にNは人差し指を口元に当てて制した。
まずNは自身のことを名乗り、ここへ来た経緯を話した。
それを聞いた3人も、ここで起こっていることをNに話した。
3人の話す内容に驚愕するN。
にわかには信じ難いものであったが、彼らが嘘や冗談をいっていないことは確かなようであった。
Nは3人の顔を順に見て、「僕はこのことを仲間に伝えないといけない」
といい、「君達はどうする?」と続けた。
3人はNの問いかけに困惑の色を見せた。
恐ろしいプログラムを創り上げてしまったのだから、当然の反応だとNは思った。
しかしながら、猶予の時間はない。
「一緒に来い!」Nは決断をさせるべく、尖った声でいった。
その声に我に返ったように3人は、ほぼ同時にコクリと首を縦に折った。
2
Kとミサキの必死の呼びかけに意識を取り戻したP。
眉間に皺を寄せながら上体を起こし、Nが諜報活動をしている事を伝えた。
PとNが無事であることに安堵した時、不気味な笑い声が何処からともなく聞こえてきた。
黒いもやが再び現れ、ヴェオアエスが何事も無かったように復活した。
「どんな仕掛けかは知らないが、そう簡単にはいかないということか!」
Yはそういってヴェオアエスに再び襲いかかった。
「そういうことだ」
「何度でも切り刻んでやる」
Yの攻撃を巧みにかわしながらヴェオアエスはニヤリと笑った。
「もうお前と遊んでいる暇はない」
そう言うと同時にYの体が真っ白な彫像のように固まった。
ヴェオアエスは固まったYの額を人差し指で押した。
彫像はゆっくりと倒れ、粉々になり灰となった。
「楽しかったが、ここからはヴェオアエス同士の闘いになるのでな」
「そう、あなたを倒すのは私しかできない」憤怒の顔をしたKがいった。
そのKの顔を見て、「お前は誰だ?」とヴェオアエスは答えた。
